【クルマ・その他】著書「生き方ナビ」を読んで過去を振り返る
皆さんこんにちは!
いつもご愛読頂きありがとうございます!
RAIMUです🙂
今日はBook📖
前回はカリスマホストROLAND氏の本を読みました。(過去にブログでも紹介しましたので気になる方は是非↓↓↓)
本日はこちら!
太田哲也氏の生き方ナビです。
クルマ好きの方はご存知の人も多いのではないでしょうか?
簡単に他己紹介😁
太田哲也氏は元レーシングドライバーです。
1982年にレースデビューを果たし、F3000、マツダのワークスドライバーを経て、1993年からル・マン24時間耐久レース、全日本GT選手権にフェラーリで出場。
日本一のフェラーリ遣いと称されます。
しかし1998年、富士スピードウェイで行われた全日本GT選手権第2戦で多重事故に巻き込まれ、瀕死の状態に。
23回に及ぶ手術とリハビリを経て、現在はモータージャーナリスト、またイタリア車、フランス車を中心にカスタムを展開するTEZZOブランドのプロデューサーとしても活躍されています。
太田哲也氏は他にもクラッシュやリバースといっな著書も書かれているのですが、この本は太田哲也氏がレースでの事故から社会復帰を果たした人生経験の上で培われた、人生の走りのイメージを、今悩みを抱えている人や、将来に不安を抱えている人に伝えるといった、人生のより良く生きるためのコツが記されています。
読んでみると、日常の各場面に細かく別れており、太田哲也氏が経験された人生を、恋愛や日常生活等、私達にも経験したことのある内容に例えられているおかげで、私自身、内容を理解しやすかったです。
この本を初めて読んだのは数年前…読んだきっかけは、メンターからのススメでした。
当時の私は、自分がいくつかミスを起こしていて、それに対して、どの性格が引き起こしたものなのかと向き合い始めていたのだが、自分のネガな部分を見て落ち込んでいました。
その時に「今の君にぴったりの本だ」とこの本を頂き、読むことにしました。
当時の私がこの本で特に共感できた部分、納得できた部分が大きく三つありました。
プライドは、新しい自分に変わるために捨てるべき時がある。
私の最大の短所であったプライドの高さ。
その高さ故にミスを起こしたことを報告しなかったり、ミスを起こした後に自分にどの性格が引き起こしたものなのかと短所に向き合うことが出来なかったりしました。
この本にも太田哲也さんがサーキットに復帰するまでのプライドとの葛藤が書かれているのだが、カッコ悪い自分を見せたくない、見たくないところや、上手く成功しないと嫌なところ等、物凄く共感できました。
しかしプライドを剥がし捨てる機会を避けてばかりは、前にも進めないし、成長しない。
実際に私も自分のミスをプライドが許さず見つめ直さない結果、何度も同じ要因のミスを起こしてきた背景があります。
何度も指摘されても一向に直らない…本気で直そうとする、ミスを掘り下げようとすることが足りない。
そう気づかせてもらってから、ミスをした時に自分の短所から要因となる性格を探すようになりました。
そこから少しずつプライドを剥がしては捨てての新陳代謝を繰り返して、新しい自分に生まれ変わろうと動き始めることができたのです。
告白は早い方がいい。深刻に考えすぎると結果に繋がらない。
要はすぐ着手すること、行動することが大切だということです。
仕事では常にPDCAサイクルを早く回すことが求められます。
私は報連相が出来ずによくBefore→Do→Afterの報告や連絡を怠っていました。
そこで結果がどうなったかのBefore→Afterが大切だとよく指摘を頂いたのを未だに覚えています。
またすぐに20%の行動を起こすほうが、数日経ってから100%の行動を起こすよりも、すぐに着手する、その時の決まった案件を新鮮なうちに動くべきだということも教わりました。
これは普段生活する上でも些細なことでこれを感じます。
私は何かに没頭するとその場の整頓を怠ることがありました。
それでよくあれはどこやった?これはどこにいった?と探すはめに…。
正直その時は、片付ける時間が無駄だ、面倒だという気持ちがあったのですが、後々あれはこれはと探しているその時間こそ無駄だと気づいた時に、数秒のサボりが何十分もの無駄な時間に変換されていることを痛感させられました。
また、この一瞬の行動は自分の今後効率良く仕事するためだと思うことだと教わり、そう考えるようになってから、その一瞬の行動を怠ることがかなり減りました。
プロ同士は、目的がはっきりしていれば遠慮がなくても上手くいく。
仕事は会社メンバーとのチームプレイであり、その中でもなんの為に、なにが目的かを明確化することは、チーム力を高める上でとても大切です。
当時もよく会議の時に施策を練ったりしたのだが、そもそもなにが目的なのか、なんの為にするのかが曖昧だと、その施策の考え方を指摘されたことがありました。
私自身、なにか施策を考えなきゃと最終的にこうするためにといった、ゴールの部分を考えられておらず、施策を考えることに必死…。
しかし、ゴールや目的が明確になってないのに、どうやってチームで施策に取り組むのでしょうか?
闇雲に施策を実行しても結果が出るのでしゃうか?
ただ施策をするだけでは時間の無駄。
当時の私には目的があり、それを達成するためにはなにをすべきか、その施策をするためにはなにが必要かと目的からブレイクダウンするというやり方を知りませんでした。
また私が後輩へ物事を教えたりする際に、つい冷たく厳しく言ってしまうことに少し悩んでいた時、メンターは目的は後輩がそれを覚えて行動できることだろうと教えて頂きました。
それまで私は自分の言い方が悪いのだろうか、態度がいけないのかと考えていたのだが、大事なのはそこじゃない。
ここでは相手がどうすれば理解できるのか、どうすれば覚えてもらって身に付くのかが大切。
そこからどう伝えるのかというより、どうしたら分かってもらえるのかと考えるようになりました。
目的を明確にすることで、本来自分がどう動くべきかが見えてきたのです。
本っておもしろくて、昔の自分が読んだ時と今の自分が読んだ時とで、内容は同じなのに感じることが違ったりするものなんです!
そしてただ読むだけではなく、そこからなにを得て、なにを実行するのかを決めることが大切だと思います🙂
人間、インプットしたら次はアウトプット。
まだ身軽な時期に色んなことを吸収して挑戦していけたらと思っております。
では✋
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