Raimu's World ~趣味全開ブログ~

一番はクルマ、その他ファッションやグルメ、旅行も大好きです。叶えたい夢が沢山ある野望多き凡人の趣味全開ブログでございます🙇

【クルマ】今さら聞けない…燃費とは?

皆さんこんにちは!

いつもご愛読頂きありがとうございます🙇

RAIMUです!

 

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毎回金額にドキドキ… (引用:はる蔵のフォトログ兼フリー写真素材)

クルマを買う時、今では当たり前のようによく耳にしますよね…。

燃費⛽

実は私自身が燃費の悪いヤツだと言われていましてw

全く他人事とは思えないんですよねw(知らんがな)

さてさて…自動車界隈では、燃費性能のいいクルマだの、環境に優しいクルマだの何かと話題になっています。

2015年の某ドイツメーカー排ガスに関する不正発覚(様々な背景があったそうですが…)を皮切りに、燃費データの改ざん問題が取り上げられたりもしています。

今回はこういった問題にしっかり向き合って解決していくために、そもそも燃費とは?というところを中心に説明していきます😁

 

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低燃費の代名詞であるプリウス (引用:トヨタ)

燃費とは?

身近なところで、気になる新車が発売された時、その車のことを調べようとWEBサイトやカタログを見てみると、JC08モードで~[km/L]みたいな表記が割とデカデカと扱われていますね。

燃費というのは端的に、移動するのにどれだけの燃料を費やすかを示すものになります。

日本では20[km/L]や8[km/L]のような表記が多く見られますが、これは、それぞれ燃料1リットルで20[km]、8[km]の移動が可能だということを示しています。

また、欧州では5L/100kmというような表現もあります。
これは、100[km]走るのに5リットルの燃料を費やすということですね。
要は20[km/L]と同じです。

そして燃費がいいというのは、移動に費やされる燃料が少ないこと、つまりは燃費効率がいいということを指します。

逆に、燃費が悪いというのは、燃費効率が悪いということなので、移動の際に燃料を多く費やしてしまいます。

 

JC08モードという基準

なお、国産自動車メーカーが発表する燃費はどうやって測定されているのかということですが、国土交通省が指定したJC08モードという共通基準がありまして、所要時間1,204秒で8.172[km]を走行し(最高速度は時速81.6[km])、最終的に消費した燃料から燃費を算出するという結構な厳密度合いです。

このJC08モードによる測定は、以前標準となっていた10・15モードよりも実燃費に近い結果を得られると言われていますので、燃費のいい車を購入したい場合は、JC08モードで測定されたカタログ値を参考にすればいいということになります😏

ただし、心に留めておいてほしいことが1つ…。

もちろん燃費の良し悪しはクルマの性能による部分が大きいですが、運転の仕方によっても変わってくるのです。

急加速など、必要以上に燃料を消費する運転をしている場合、いくら燃費がいい車であっても、結局は効率が悪くなってしまいます😱

  

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男なら一度はポルシェに憧れたことがあるのでは? (引用:オートカー)

燃費がいい or 悪い

では、なぜ自動車メーカーが本気になって燃費の良し悪しをアピールするのでしょうか?

それは…先ほども書きましたが、燃費がいいということは、移動の際に消費されるガソリンや軽油が少なくて済むということですね。

つまり、それだけ燃料代が安くなるので、結果的に維持費が安く済むわけです。

給油回数も少なくて済むということになります。

さらに、燃費のいいクルマに乗っていると、エコカー減税を受けることも可能です。

エコカー減税対象車であれば、新車を購入した時に発生する自動車取得税や、車検時に支払わなければならない自動車重量税、さらには毎年納税義務のある自動車税が軽減されるというものです。

なお、エコカー減税は国が設けた燃費基準をどれくらい上回っているかで、その内容が変わっていきますので、燃費のいいクルマを購入すれば、ランニングコストは下がると言えます。

逆に、燃費の悪いクルマを購入すると、燃料の消費量も多くなるなり、結果的に出費が膨れ上がります。

よって、燃費のいいクルマの方が顧客に買ってもらえる可能性が高いので、メーカーはなるべく燃費のいいクルマを製造するという流れです。

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718ボクスターT…かっこエエなぁ (引用:オートカー)

しかし、そういった売上や実利益以外の観点からも、燃費のいい車を製造する必要性があります。

EUやアメリカでは、メーカー毎に年間で販売される車両のCO2排出量が規制されており、当該基準を超過した企業には罰金が科されます。

つまり、燃費うんぬんで販売台数がさほど変わらないクルマ、例えばスポーツカーを製造するメーカーであっても、燃費性能の向上が不可欠となっています。

ポルシェのボクスターやケイマンがそれまでの6気筒をやめ、ダウンサイジングされた4気筒エンジンを導入したのが好例です。

また、忘れてはならないのが環境配慮です。

燃料を消費すればするほど、CO2やNOx(窒素酸化物)が大気中にバラ撒かれ、結果、環境汚染に繋がりますね。

地球にもお財布にも優しいクルマを選ぶというのは、立派な得策なんです!

 

 ここまで、燃費について基本的なところを説明してきました。

メーカーが燃費のいい車を製造することの意味が少しでも分かっていただければ幸いです☺️

そして、だからこそ、燃費をよく見せかけるために数字を弄ったり、基準とは違った方法で測定する等といった、不正を行う企業がガンガン出てきてしまったわけです😱

また、実燃費に近いと言われるJC08モードですら、実際のところカタログ値と実燃費には多少の乖離があるとされています。

メーカーが従来のレシプロエンジンの車を作り続けていく限り、燃費の向上は不可欠なものとなりますが、電気自動車や水素自動車などが増えていくような時代において、エンジン車が生き残っていくためには、見せかけの数字トリックではなく、根本的な性能の底上げにリソースを割いていただきたい限りです!

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普段は電気自動車をつくり、プライベートではハイオクバラ撒いています😁

とここまで散々燃費について語っておきながら…中の人は平均燃費ヒトケタのエコのかけらもないジャガーFタイプに乗っています💦

最後の最後に説得力がない…。

詰めが甘かった。

では🖐️

 

 

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